高卒認定試験は、履修済みの科目については試験科目が免除される場合があるので高校を中退した人は受験科目を減らせる可能性があります。
例として高校2年で中退した場合を考えてみましょう。1年生から2年生に無事進級できたので高一の必修科目は単位を取っているはずです。その場合、およそ3科目から7科目の試験が免除される可能性があります。
高卒認定試験は、選択する受験科目によって8科目か9科目のどちらかなので、仮に9科目としても残る受験科目は2科目から6科目。ずいぶん受験科目が減るわけです。
履修済みの科目の試験を免除してもらうには単位修得証明書が必要です。この証明書は単位取得証明書という呼び方をすることもありますが同じものを指し、この証明書を発行してもらえば、受験免除に必要な単位を取得しているかどうかがわかります。なお文部科学省は単位修得証明書という名称を使っています。
例えば日本史Bの受験免除に必要な単位は4。取りよせた単位修得証明書に日本史Bの取得単位が4とあれば、この科目は受験免除の申請ができることになります。
ただし、高校が組んでいるカリキュラムによっては、受験に必要と定められた単位より少なくてもその科目を履修したと認める場合があります。つまり。日本史Bの履修単位が4でなくて3だという学校もあるということです。
この場合は、学校側が定めた単位数を記入する欄にその単位数を記入することで、取得した単位が定められたものより少なくても試験免除申請ができます。
このように、たとえ高校を中退していても在学中に学んだ学科のおかげで高卒認定試験の負担は格段に軽くなるのです。